来週のドル円分析
月足では先週までは前月を包むのか、下髭を伸ばしてくるのかを見ていましたが、日銀政策発表から強い上昇を見せ、下髭を伸ばしてくる結果となりました。
今月も残り1営業日となり、余程のことがない限りは、下髭陰線となりそうです。
何とか買いの勢力が踏ん張ったという印象ですが、来月更に上を目指していくのかどうかを下位足で探っていきます。
週足ですが、月足のように、前週の陽線を包むかを見ていましたが、日銀政策発表により上昇、下髭の長い陰線となりました。
下髭は長いですが、陽線とはならず、売り方が勝った印象です。
前週の高値を超えることが出来れば、ショートカバーを巻き込んで更に強い上昇も考えられるのではないかと見ています。
ただ、高値を抜けれなければ、売りの勢いが増してくるのではないかと見ています。
そして日足、月曜日から売り込まれ、安値更新できるかというところでしたが、金曜日に下髭のある大陽線となりました。
水曜日と木曜日の実体を包む形となり、強い印象です。
そして安値も切り上げてきました。
更に先週抑えられていた日足20MAを抜いてきました。
ただ直近高値越えるまでは売りの圧力も強いのではないかと見ていて、下位足でも売りと買いの攻めぎあいがありそう。
直近高値を抜いてくると、日足20MAが水平から、下から掬うような形となり、上昇に弾みがつくのではないかと考えています。
また、日足20MAはまだ下降しているのもあり、売りが勝った場合、ポイントは、安値切り上げてきていますので、そこから下は強めのサポートも控えていますので、買いを吸収することが出来るのかがポイントではないかと見ています。
来週は直近高値を抜けれるのか、抜けれなければ、三角保ち合いの展開も想定され、難しい相場の可能性も考えられます。
私は、短期でトレードを考えながら、上位足で方向性が見えてきたら、ついていくようにしていこうと考えています。