おはようございます。
今週のドル円に関しては、終始待ちのトレードで、入れるタイミングもなく様子見でした。
週末にポンドルで三尊完成でショートエントリー、半分利食い、残りは建値でカットされていました。
その後、夜中に介入が入ったようで大きく下落していますが、私が引いているラインや日足MAなどで支えられていて、止まるところではしっかり止まっている印象です。
ラインやMAに止まったからサポートされて上昇開始という訳ではなく、ここからの動きは大事であり、振り回されないように立ち回っていかなければいけないと感じています。
来週のドル円シナリオ構築です。
・月足環境認識(上昇トレンド)
順調に値を伸ばし、今月も陽線で実体を伸ばしていましたが、1989年5月に付けた高値まで達すると、金曜日の夜中に介入が入ったようで、大きく下落。そして上髭を伸ばす形になっています。
今月も5営業日ですが、上髭を打ち消し、実体を伸ばしてくるのか、このまま売り圧力が増し、更に上髭を伸ばすのか、場合によっては陰線までなるのかを、下位足の動きで見ていきたいと思います。
・週足環境認識(上昇トレンド)
ここまで9週連続で陽線を作り、今週も前週の大陽線と、木曜日までの陽線の強さを見て、陽線の可能性が高いと見ていましたが、介入によって大きな下落があり、終わってみれば上髭の長い陰線となりました。
上昇トレンドではありますが、今回の陰線の形を見れば、少し調整が入る可能性がようやく出てきた印象です。
もし調整があるのであればどこまで調整するかはわかりませんが、一気に上がっている為、キツい下げも多少あるかなと感じていて、145円付近や場合によっては140円前後まで頭に入れておきたいと考えています。
140円割るようになると週足レベルでは上昇トレンド終了となり、戻り売りの展開も意識していきたいと考えています。
なので、来週の月末週は非常に大事な1週間になると考えています。
また、前回の介入の時の週足でも上下長い髭はありましたが、前回は陽線で終わり、今週は陰線となっているので、この辺りでも注意していきます。
週足
・日足環境認識(上昇トレンド)
今週は前週の上昇の勢いからみるとジワジワと上昇する展開から、金曜日はショートカバーが入ったように急騰から、夜中に強い下げがありました。介入であったと判明。5円以上の急落から、少し下髭を作る形となり、上下髭も長いが、実体でも大きな陰線となりました。
前回はそこからジワジワと上げて高値更新となりましたが、今回は週足では陰線を作っていますので、状況が違うと見ています。
なので、ここから連続して陰線や戻しはあっても高値切り下げて売られる展開も想定していきます。
もちろん米長期金利との兼ね合いもあり、前回と同じような動きも考えられるので、しっかりと見極めたいと考えています。
日足
〈来週のドル円戦略〉
先週までは深めの調整からの押し目買いもしくはしっかり天井固めからのショートも検討していましたが、介入がありよくわからなくなりました。
大局ではまだ上の流れではありますが、戻りが弱く、高値切り下げてくる動きになれば、逆張りではありますが、ショートを検討したいと考えています。
ロングに関しては、下にはサポートがあるのでそれを背にロングも考えられますが、金曜日の陰線のインパクトが強く、入りづらい。
ですが、金曜日終値付近で底を固めるような動きであれば、狙っていけなくはないと考えています。
ですが、更に高値を更新するという意識ではなく、米長期金利との兼ね合いも見ながら対応していきます。
また、週末には日銀の政策金融発表もありますので、神経質な相場になりそうなので、気をつけていきます。
4時間足