来週のドル円シナリオです。
・月足環境認識(上昇トレンド)
今月は先月の上髭の長い陰線から、今月早々に下落したものの、雇用統計の結果を受けて急騰。
荒い動きでしたが、今月中盤にさしかかってますが、まだ落ち着いていないのか、迷っているように感じます。
現時点では上下髭が長く、実体が小さい陽線であり、まだどちらにも動けるように感じます。
ただ、上昇すると売り圧力、下落すると買い圧力が増してくるイメージで、もう少し方向性が見えてくるのに時間がかかるのではないかと考えています。
今後の動きを下位足で確認していきます。
・週足環境認識(上昇トレンド)
先週は雇用統計で急騰もあり、下髭の長い陽線を作って今週、高値から2週続けて大きな陰線を作っていたので、まずはどこまで戻ってくるのかを見ていました。
しかし終わってみれば下髭と実体がほぼ同等の陰線となりました。
早速売りの圧力から下落しましたが、ゲラゲラすると買い圧力によって下髭を2週連続で形成しています。
月足、週足レベルで意識されている135円付近〜131.8付近、どちらに抜けるのかで方向が決まりそう。
下抜けてくると、週足レベルで押し安値は割らないですが、高安値を切り下げ、更には週足MAも割ってくるので、そのまま上から被せてくるのかどうかを見ていきます。
週足
・日足環境認識(トレンドレス)
はっきりとわかる押し安値を割り、上昇トレンド終了、今は戻して高値切り下げて安値を切り下げて下落3波となるのか、それともこのまま安値を切り上げてトレンド回帰できるのかという場面。
勢い的に見ると、売り圧力の方が強いようにも見えます。
135.5を越えるまでは売りが優勢のようにも感じます。
全体を見ると日足で三尊形成するのか、否定するのかという場面と見ています。
なのでどのような動きになるか、更に下位足を見ていきます。
日足
〈来週の戦略〉
135.5付近を抜けてくるまでは戻り売りを考えています。
ですが、仮に下落したとしても、週足以上では上昇トレンド、どこかで押し目買いを考える場面がくると考えています。
その時はショートの利食いや新規の買いが入ってきやすくなるので、注意していきます。
上昇を考えるのであれば、まずは下降トレンドラインを上抜けから、押し目を作ったところで下位足を見てロングも検討できるかなと見ています。
現時点ではどちらにも対応していく事になり、複雑ですが、目線をコロコロ変えてしまうと両面焼かれる可能性が考えられるので、気をつけていきます。