おはようございます。
今週は燻ってたウクライナ情勢が、ロシアの侵攻により、相場が大きく動きました。
その中で、大きな動きには乗れませんでしたが、リスク回避をしながら、今週もプラスで終わることが出来ましたのでよかったです。
今週を振り返ると、出来上がったチャートなので何とでも言えますが、相場を崩すほどでもなく、テクニカルが効いていて、チャートの見落としからエントリーチャンスを逃していたところもありましたので、取れるところはしっかり取るようにしていきます。
来週のドル円シナリオ構築です。
・月足環境認識(上昇トレンド)
先月の月足から、迷いながら今月を迎えましたが、今月も月曜日で終わり。現時点では上下髭のある僅か陽線のコマ。月曜日次第では陰線のコマに変わる可能性もあり、まだまだ方向性がわからない展開となっていると考えてます。
高値圏ではありますが、去年は強い上昇相場になりましたが、継続して買い圧力が存在し、上には月足レベルの下降トレンドラインやレジスタンスがあり、売り圧力が存在して、それが原因で動けない状態が続いているのではないかと見ています。
何らかのきっかけで方向が見えてくると思いますが、それは下位足を見ながら方向性を探っていきたいと思います。
・週足環境認識(上昇トレンド)
先々週から赤の四角のボックスの中での動きを想定していますが、変わらずその中での動き。
先週、先々週と上髭が長く上値が重い印象でしたが、今週に入り、週初は重かったですが、下はサポートもあり踏ん張ってた印象。
その後、ロシア侵攻の報道から強く下落しましたが、週足レベルの上昇トレンド付近、赤四角のボックス下限でもあり、買い支えから、ロシア侵攻の報道からのショートも巻き込み、ショートカバーが入って強く反発という流れ。
今週終わってみれば、下髭の長い陽線となりました。
高値圏ですが、115.5以上は髭で売りで押されていて、実体を作りながら、上を目指せるのかどうか、高値越えるとショートカバーを巻き込んで強い上昇が見込めるのではないかと見ています。
とはいえ、売りの圧力から、上昇ウエッジを作っていて、トレンドラインや赤のボックスレンジを下抜けると、強めの押しを作るのではないかと見ています。
週足
・日足環境認識(上昇トレンド)
上値が重い展開でしたが、下位足で見ると下降ウエッジ形成から上抜けて強く上昇。
火曜日に前日の陰線を包み、買いサインでしたが翌日は前日高値を上抜け出来ずに、逆に嫌な形となりました。そして、ロシア侵攻から強い下落になりましたが、トレンドラインやサポートに守られて、下落以上の強い反発。
金曜日は下落から開始しましたが、反転し、最後は売りの厚い領域から押された格好となりました。
チャート全体を見ると、三尊の右肩トップの位置。ですが、週足トレンドライン付近からの上昇の勢いが強く、下げにくいのではないかと見ています。
とはいえ、すぐ上には売り圧力が強くなっていると見ているので、ダラダラ下げる可能性もあり、4時間足を見るとわかりやすいですが、逆三尊右肩をこれから形成する可能性もあると見ています。
三尊を完成させてくるのか、逆三尊形成し、三尊を否定してくるのかを見ていきたいと思います。
日足
〈来週の戦略〉
押し目買い戦略を基本にしながら、もし高値圏で天井固めする動きになればショートも狙っていきます。
木曜日の下髭の長い、大きな陽線はインパクトがあり、下には行きづらいのではないかと見ています。
下落場面があっても、下げきれずに底固めをし、4時間足で右肩底を作るのではないかと考えてます。
その形状になれば、ロングで狙っていきたいと考えてます。
ですが、底固め失敗するようであれば、短期ショートでエントリーしつつ、週足レベルの上昇トレンドを割るのかどうかを下位足で見て、伸ばすかどうかを判断するイメージです。
また、このまま上昇するのであれば、天井固めを見てショート、116.35付近の直近高値を抜くくらいの勢いがあれば、その流れにも乗っていきたいと現時点では考えてます。
ウクライナ情勢ですが、昨日のチャートの動きを見て、余程の事がない限り、折り込んできてるように思えます。
むしろ、停戦合意などのポジティブ報道があれば、安心の買いが入りやすいのではないかと想定しています。
とはいえ、こういう地政学リスクのあるファンダにはもだ注意が必要であると思います。
4時間足