2022年02月19日

来週のドル円シナリオ構築

おはようございます。
今週はウクライナ情勢で神経質な相場の中、比較的シナリオ通りの展開となり、ある程度イメージ通りのトレードができました。
また、短期トレードが無難と決めていた中、利食い後に更に伸びても、全く気持ちにもザワザワする事なく冷静に見ることができました。
今後も、ルール通りにエントリーするだけで、トレードの結果に振り回されていたら、相場のせいにしていると認識して、取り組んでいきます。

来週のドル円シナリオ構築です。

・月足環境認識(上昇トレンド)
相変わらず先月の迷った月足の形状を引き継ぐように上下髭を伸ばし上がれば売り圧力、下がれば買い圧力が存在しているような動きと見ています。
去年の強い上昇相場で月足レベルでの下降トレンド付近まで来て調整があってもよいものの、踏ん張っているとも見れます。
それが今の形になっているのかと推測しています。
まだトレンドは崩れていませんが、もう少し売り買いの攻防が続くのではないかと見ています。

・週足環境認識(上昇トレンド)
先週、赤の四角、ボックス内でレンジの可能性を見ていて、現時点ではその中での動き。
先週長い上髭陽線でしたが、今週は上髭陰線となり、上値が重くなって来ている印象です。
ですが114.7付近には月足レベルのサポートがあり、今週はサポートを目指す動きがありましたが、早速買いが入って来ているのも確認できています。

上を見ると、116円台またはその付近に近づくと売り圧力から上髭となっていて、115.45付近から上では実体を作れていない状況で、上値が重くなり、上昇ウエッジの中で動いているように見えます。

また、下を見ると、3週前の大陽線が効いていて、上昇トレンドも月足レベルのサポートの下には存在しています。
現時点では安値切り上げ、高値切り揃えのアセンディングに移行する可能性も考えられます。

総合して考えると、これらに守られて上昇していくのか、時間をかけながら、いくつかのサポートを崩していくのかの攻防であり、それを下位足で確認していき、方向を探っていくような状況であると見ています。
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週足

・日足環境認識(下降トレンド入り?)
今週、高値切り下げて押し安値を下回り、下降トレンドに入ったように見えます。
ですが、押し安値が見る人によって違う可能性も考えられるという事も頭の中に置いて置きたいと思います。

とはいえ、先週の金曜日に、4時間足レベルの上昇ウエッジを下抜けて、大きく値を崩した後、その後戻す場面はありましたが、高値を越えることが出来ずに、今回の上昇起点となった、上昇トレンドを割り込んできました。金曜日は戻す展開は見せましたが、前日の大陰線が効いているのか、先週金曜日から景色が変わり、上値が重い印象です。

下には、月足レベルのサポートが114.7付近に存在し、これを守れるかどうかをまず見ていきます。
更にその下には、大局の上昇トレンドも存在しているので、余程の事がない限りは、なかなか一気には抜けないと見ています。
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日足

〈来週の戦略〉
目線はフラットにして、しばらく様子見から動きを見ていきます。

下には114.7付近のサポートがあり、ショートするにしても跳ね返される可能性があり、ロングするにしても、下降チャネルの中での動きを想定していて、今回、上昇トレンドを下抜け、上抜けたとしても、下降トレンドラインに押させる可能性を考えると、どちらも優位性がないように思えます。
なので、しっかりと底固めの動きになればロング、戻して天井固めをしてくるのであれば、ショートを狙うスタンスで対応したいと考えてます。

また、ウクライナ情勢で神経質な相場でもあるので、報道に振り回されないようにしていきます。
そういう意味では目線を固定した方が、振り回されなくて済むとは思いますが、現時点では目線が固定する事ができませんので、焦らずに形ができればエントリーするようにしていきます。
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4時間足
posted by テツランド at 09:44| 大阪 ☁| Comment(0) | FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする