2021年06月12日

来週のドル円シナリオ構築

おはようございます。
今週も非常に難しい週でした。
先週末に大陰線から売りの勢いが勝ったと思いましたが、下からの買いの圧力も相当な強さと感じました。
結局これがレンジでの動きになって方向感が掴めないまま、今週は終わったという感じです。

・月足環境認識
月初に110円を越えてきましたが、待機していた売りの圧力に押されて109円台に戻されました。しかし、そのまま下落という感じではなく、今年から3月にかけて急騰しましたが、その3月の大陽線が効いていて下落できないように感じます。それが上下に長い髭のコマの形状に現時点で表れていますと思います。しばらくは上下挟まれる状態となり、何らかのきっかけで方向性が出てくるのではないかと見ています。

・週足環境認識
4月に3週連続大きな陰線をつけた後に、大きな陽線が出現。そこからレンジのような動きの中、安値を切り上げながら、ジリジリと上昇しています。そして、陽線と陰線を繰り返していますが、陽線の実体の方が大きいように見えます。このままジリ上げながら110円台を目指すのかですが、上がると上髭となり、売りの勢力が抵抗している状況。買いが売りを吸収しながらショートカバーで大きな陽線などの出現のイメージもありますが、力尽きて売りが増して急落もあり得るとも思っており、もう少し方向性が出るまで、力を溜めているように感じます。

・日足環境認識
今週は先週末の大陰線、その大陰線が前日の大陽線を包み、売りサインが出ましたが、月曜は下落したものの、下げきれずに狭い範囲でのレンジでした。
その中で少しずつ高安値を切り上げてはいるものの、大陰線や包み足もあって上値も重いようにも感じます。このままもう少しレンジ継続なるか、若干ですが金曜日にはレンジを上抜けたようにも見えます。レンジ内に戻るのか、このままレンジ上抜けできるかを見たいと思います。

〈来週の戦略〉
来週ですが引き続き難しい展開が考えられ悩ましいです。今週は、天井固めしていくかと思いきや、今度は底固めのような展開でした。振り回されやすい展開も考えられますので、まずは様子見から動きをもっと確認していきます。
チャネル下限や109.37付近の水平線サポートに守られ、4時間足で見るとダブルボトム完成にも見えます。ですが、上には日足で意識されているレジスタンスやずっと守られていたオレンジの上昇トレンドラインもあり、強く抜けられるかがポイント。
抜けられなければ、レンジ継続、もしくは売りの勢いが強まり、三尊などを作りに来て下抜けも考えられます。
もしダブルボトムが効いているならば、下位足での形状を確認してからロングを検討したいと考えてますが、売りも強いので今のところ短期程度に考えてます。
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posted by テツランド at 08:30| 大阪 ☁| Comment(0) | FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする